連載!ブンタのオーストラリア冒険バイクの旅 (^o^)/ No.632015-06-11 15:24

ぶんたです。(^^;

髪が伸びたので,おじさんに散髪してもらいました。割り当てが来週に迫っていますし,旅行も控えているからです。

散髪の途中でおじさんが,“おまえも頭が薄くなったなぁ”とまじまじと言われました。
そりゃぶんたも56才です。それなりに年を取っている訳ですから,頭も薄くなります。(*_*;

まッしょうがないですよね。それなりに苦労もして頭を使っている訳ですから。(^^;
世の中には,若くして薄くなっている人もいる訳ですし,大変な病気に苦しんでいる人もいます。
その人たちに比べたら何てことないです。 と自分を励ましているぶんたでした。(^^;


さて,本題に入ります。


先回は,“Boulia”(ブーリア)という町のホテルに泊まって夕食を食べたというところまででしたね。

一晩,エアコンの効いた部屋でゆっくり休んで,翌朝出発の準備をしていると,ホテルのオーナーが,“コーヒーを飲まないか?”と近づいてきました。(^^)

で,御馳走になりながら,日本から来たこと,20日かけてエアーズロックを見て,シドニーまで戻る事等,色々話しました? ( 身振り手振りで話したつもり(^^; )

最後に二人で,記念に写真をとりました。

別れ際にステッカーをくれ,“良い旅を!”と送り出してくれました。

旅はいろんな人に出会えて良いもんですね。(^^)








ブーリアを出発し,10時頃 “ダジャーラ”( Dajarra )という町に着きました。

この頃になると,気温が40℃を越え,バイクで走っていても暑くて大変です。(^^;
例えるなら,熱いドライヤーに向かって走っている感じです。

熱中症になるので,水分はこまめに取るようにとの情報を得ていたので,走りながらでも水分補給が出来る“キャメルバック”というのを日本からもっていきました。

最初は大げさだと思っていたのですが,なんのなんの本当に役立ちました。(^^)/
これがないといちいちバイクを止めて水を飲まなければなりません。そして,脱水症状にならないために,チビリチビリと水を頻繁に飲む訳です。

これからに出てきますが,オーストラリアでバイクに乗って旅をしている人は皆キャメルバックを使っています。



話を戻しますが, “ダジャーラ”について,暑さでへろへろになっていたぶんたは,ガソリンの補給と水分の補給をしにお店に入りました。

すると写真の椅子に座っているオーナーらしき人が,汗だくのぶんたをジロリとみるなり,“ついてこい”と手招きしました。(^^;

ぶんたは暑さで火照った顔でキョトンとしながら,言われるままに後についていきました。
すると,コンビニなどにある飲み物の冷蔵庫の裏に連れて行き,“ここにはいって涼めれ”と言ってくれました。

従順なぶんたは言われるままに冷蔵庫で火照った体をクールダウンしました。(^^)
汗も引き十分涼んで冷蔵庫を出たぶんたを今度は,アイスクリームのストッカーに連れて行き,“どれでも好きなのを取りなさい”とニコッと笑いながらすすめてくれました。

これが,その直後にみんなで一緒に撮った写真です。(^^)v





テーブルの上にあるのがアイスクリームの包み紙で,ぶんたが右手に握りしめているのが,アイスクリームです。
ぶんたの横に立っている二人は何とかテレコムのサービスの人で一番後ろにいる人は
コンビニの店員さんです。

ぶんたは思いました。オーストラリアの人は大陸気質なのか,キリスト教の土台があるせいなのか,おおらかで優しい人が多いと。
特に内陸のアウトバックに住んでいる人は,困ったら助け合うと言う習慣があるのか道でバイクを止めていると必ず車を止めて “どうかしたか,助けが必要か” と声をかけてくれます。

そんな時は,本当にうれしいです。(^^)


そうそうこんな事がありました。

旅の後半の場所は忘れましたが,(多分ポート オーガスタかアデレードだと思う ),街中でバイクのチェーンが伸びて外れたことがありました。

交通量の多い中,路肩に止めて直そうとしたのですが,慣れないバイクと言う事もあり,上手くできませんでした。( ゚Д゚;

汗をダラダラ流しながら奮闘していると一台の車が止まり声を掛けてくれました。


“アイムメカニック”とニッコリと笑うと手を油で真っ黒にしながら黙々と作業をし,
流石プロ,あれよあれよという間に,直してくれました。 

お礼に日本から持って行った折り紙の鶴と紙風船をプレゼントしたら喜んでくれました。(^^)v

経緯を聞くと,男の人は最初は何をしているんだろうと思いながら,横を通り過ぎたものの,手こずっていて困っているから助けてやろうと奥さんと話して戻って来たということでした。

これがぶんただったら,“大変だなぁ” と気になりながらも横目で見て通り過ぎたままかもしれません。

でも,このご夫婦は自分の予定があるのに,わざわざ戻ってきて大変な作業をしてくれました。 (ToT)

今回のブログアップにあたって二人の写真を探したのですが見つかりません。
きっと撮りそびれたのだろうなと思います。(^^;




人には,気遣いや親切を示す,示したいという良い特質があるものです。
ただそれを表すのが下手だったり,他の人の視線が気になって消極的になり控えてしまう事があるのです。(^^;

ですが,少し勇気を出して積極的に表せば,思いがけない機会が開けたり,交友が広くなったり,感動があったりすると思いました。!(^^)!

今回のオーストラリア旅行は “親切なサマリア人” の意味を思い起こす機会となりました。





さて話はまたまた戻ますが,すっかりクールダウンし,心もあったかくなったぶんたは,
バイクを乗り進めるのでありましたぁ~ッ。(^^)/



と,ここでぶんたの旅で最大の生死を分ける決断をする時がきました。この旅の最大の分岐点です… ( ゚Д゚)


ぶんたはどんな決断をするのでしょうか?この旅を無事続けられるのでしょうか?

ドンドンドン,ドドンドンドンドン… (太鼓のつもり (^^; ) 




今日はここまで,この続きはまた次のブログで !(`◇´)!

へばッ






なんか,子供の頃に見た紙芝居みたいだすね。(^^;

連載!ブンタのオーストラリア冒険バイクの旅 (^o^)/ No.622015-05-14 17:57

ぶんたです。(^^)

昨日は,画像をアップして夜にコメントをと思っていたのですが…。

寝てしまいました。(^^;


さて,6時半ごろ“Boulia”(ブーリア)に到着しキャラバンパークでテントをと思ったのですが,昨日はゆっくり眠れなかったので今日は奮発して,ホテルに泊まることにしました。

だいだい,3日に1日はホテルに泊まって疲れを取る事にしていました。
長旅なもので…。(^^;

で,安いホテルを探して町をバイクで流していると,こんな昔のトラクターがおいてあったりして夕方ののどかな時間を満喫しました。




こんな,案内板も立ててありました。アデレートまで160km,ブリスベーンまで1914km,

ダーウィンまで2093km。 なんか桁が違います。(^^; 

ちなみに アデレートまで160kmも時間にして1時間チョット…。感覚がオーストラリア感覚になっていますね。(^^; 

アウトバックは一応制限速度が110km ですが,1日にすれ違う車が数台で,地平線まで
視界が見渡せるので,みんなフルスロットルで走っていきます。マッドマックスの世界ですね。(^^;

一度,ランサーエボリューションに追い越されましたが,追い越されたと思ったらもう地平線の彼方でした。ありゃ200km/hは優に超えてましたね。(^^;

当然ぶんたは110kmでまじめに走ってました。ホントに (゜。゜;





また,こんなトラックも停めてありました。
これはロードトレンと言うものです。荷台が3連結してあるもので,長さが40メートル越えの物も走っています。
地平線から土煙が立てて来るとバイクを路肩にしっかり寄せてと通り過ぎるのを待ちます。土煙がすごいので落ち着くまで10~15分位待ちます。丁度いい休憩になります。(^^;

協会のビデオにも,ロードトレンが来ると車を脇に寄せて通り過ぎるのを待つ場面が出ていましたよね。

舗装されている道で,車でもそうですから,未舗装の道でバイクだったら凄いものです。
( ゚Д゚)
これから先のブログに多分出てくると思います。

オーストラリアを実感する場面ですね。(^^;



こんなに長い。これは牛を運ぶロードトレインですね。



こんな花も咲いていました。

名前はわかりません。(^^;




とぶらぶらしているとホテルがありました。たしか一泊日本円で5,6千円だったと思います。一階がレストランとパブになっていて便利なのでここに決めました。(^^)
二階左に三つのテラスがありますが,一番左の部屋に泊まりました。部屋はいたってシンプルでしたが、クーラーがついていました。せっかくなので一晩中フルパワーで使い寝ました。快適快適〈(^O^)〉。シャワーを浴びた後ははテラスで椅子に座って夕涼みをしました。(^^)/




先客の電話会社のサービスカー?の車が止まってました。ターボチャージャー車なのかボンネットにエア取り込み口が付いていて,フロントにはカンガルーガードのバー,二つの大きなロードランプが付いていました。ラリーのサポートカーみたいで,なんかカッコイイ。(^^;

特にフロントに付いている,カンガルーガードのバーですが,日本だったらファッションで付けているのが,オーストラリアではどの車にも普通に付いている。必需品なんですね。そして,大きなロードランプ,これが付いていれば真っ暗闇のアウトバックでも安心なんだろうなぁ。(^^;




とか感心しているうちに,夜の8時,だんだん日が暮れてきました。

いつの間にか違うロードトレンが何台か道路に止まっています。



なんかカッコイイ(^^)v  オーストラリアのトラック野郎ならぬ,“ロードトレイン野郎”ですかね。(^^;



日が暮れてきたのでホテルに帰ってシャワーを浴びて,一階のパブ&レストランで食事をしました。(^^)/

日本でパブと言うと酒場のイメージがあるのですが、もともとイギリスの文化が強く残るオーストラリアでは、本来の“酒場”というよりコミュニティーの場所になっています。
家族連れや子友連れの人も多いです。
なにせ、四方、何百キロも何もない町ですから、夕方になると皆が集まって交友を楽しむのも分かるような気がします。(^^)

メニューを見ても解らないので “えいやぁー” と指差し,運ばれてきたのがこれ。



皿からこぼれんばかりの野菜と牛肉,オーストラリアは見た目より量です。(^^;

近くにいた人の体格を見て納得です。(^^;

これをビールと共に頂きました。v

結構なボリュームでしたが,食べちゃいました。(^^)v


後は,部屋に帰って“ガメラ”になりました。(`◇´)


今日はこれでおしまい。ちょんちょん




























連載!ブンタのオーストラリア冒険バイクの旅 (^o^)/ No.612015-05-10 17:39

ぶんたです。(^^)
先日,“あまり伝道されていない区域に出かけてゆく ― オーストラリア”と言うぷグラムがありましたが,ぶんたはこのビデオを事前に観ていませんでした。(^^;

で,ビデオが流されてその冒頭の景色を見た瞬間,“あッオーストラリアだッ”と直ぐに食いつきました。

観た後に,“そういえばオーストラリアのブログを更新してなかったなぁ”と思い“どげんばせんといかん”と思ったのでありました。(^^)/

と言う事で,気まぐれなぶんたは悔い改めて記憶が鮮明なうちにオーストラリアのブログを更新することにしました。(^^)/


いつまた熱が冷めるかもしれませんが,お付き合いください。(^^)v



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さて,時は2002年10月29日よる9時20分。ベベンベンベン (`◇´)/






真っ暗な道を後悔しながら走り続けようやく,“Birdsville”についたのは,10時過ぎ。(^^;  キャラバンパークはとっくに閉まっていたため,受付は明朝ということにして,暗闇の中,何とかテントを張って爆睡したのでありました。




翌朝,テントの周りを見るとこんな感じでした。まぁよく真っ暗な中テントを張って寝たものです。

見ての通り,これと言って何にもないところなので,準備をして直ぐに出発しました。(^^)/






途中でお決まりの記念写真をパチリ (^^)v




しかし、オーストラリアはひろいなぁ~ッ (^O^)/




お昼過ぎ,日本で言う“ドライブイン”があったのでお昼にしました。




メニューはコーラとハンバーガー。後で知ったのですが,オーストラリアでは,氷がほしければ別料金で頼むようになっています。 (メモメモ (^^; )

アウトバックを走っている間は,ほとんど毎日,お昼はこのメニューでした。節約節約!(^^;






食事の後,店と店に来ていたお客さんとで写真を撮りました。これを見ると,さも親しそうにしているようですが,英語を話せないぶんたは,思いを伝えるのに必死でした。(^^;






店の周りにはホントに何もありません。お店がアウトバックの中のオアシスというところですね。






その後,4時間ひたすら走り,5時過ぎに “Boulia” (ブーリア) という町に着きました。
昨日のこともあったので,無理せずに今日はこの街に泊まることにしました。(^^)/



つづく。


へばッ (`◇´)ゞ







連載!ブンタのオーストラリア冒険バイクの旅 (^o^)/ No.602011-03-05 20:46

ブンタです。他の話題も手抜きが続いていて,こちらの“オーストラリアの冒険”の話題の方は,本人はすっかり忘れていたりもしています。(^^;  が,根強いファンの方が結構おられて,催促のメールを頂いたりもしているので,ここらで一発アップいたします。m(_ _)m

さて先回は,単調な道を218km走って,“Betoota”という村に午後の6時半ころに着いたというところまででしたね。

で,まだ日は暮れてはいないものの,ここで今日は終わりにすれば良かったのですが,なにせ本当に何も無い村。
ちょっぴり欲を出したブンタは,…(^^; ,160km弱先にある,“Birdsville”という町まで走りだしました。


ところが,やっぱり時間が時間。7時も近づくと,空は段々暮れてきました。(^^;

で,あっという間にこんなふうに。(゜o゜;

あぁぁぁぁーッ (゜o゜;

つッ,ついにッ,真っ暗に!(゜o゜;

やっちまったぁー  真っ暗け!(゜o゜;     ハンパでない暗さ,って言うより“闇”。
それもそのはず,数百キロ四方には,町は無いので光源はまるで無し,そのうえこの日は,星が一つも出ていない曇り空。バイクのライトの光も闇に吸い込まれて,せいぜい20メートルそこそこ。
“130km/hで走れば1時間チョッと。“なんて考えていましたが,出せるスピードはせいぜい50km/h弱。加えて,いつカンガルーが飛び出してくるかも知れないという不安と恐怖で
緊張しきりでした。(゜゜;

3時間走ってようやくこの看板。

なんて書いてあるか分からないですね(^^;  “Birdsville”まで,あと30km とありました。
なんとまだ,30k。(ToT)

結局,“Birdsville”についたのは,10時過ぎ。(^^;  キャラバンパークはとっくに閉まっていたため,受付は明朝ということにして,とりあえず平らな場所に何とかテントを張って爆睡となりました。
後悔先に立たず,無理は禁物という事ですね。いやゃゃーッ教訓,教訓 (^^;

ということでした。また,おたのしみに! ちょんちょん(^o^)/

連載!ブンタのオーストラリア冒険バイクの旅 (^o^)/ No.592010-11-09 20:46

ブンタです。リフォームの疲れも取れ,久しぶりにブログを更新すると,なにやら目に見えない,やんわりとした,プレッシャーが盛り上がってきました。あッそうだ,オーストラリアのブログを更新しないと!(^o^)/   という事で,“持つ人ぞ待っている”オーストラリアのカテゴリを更新したいと思います。
先回は,“Quilpie”,“クイルピー”という町の“キャラバンパーク”を例に,キャラバンパークでの様子についてお話しましたね。
10月29日の朝,大転倒の汚れと,精神的なショックから立ち直り,9時頃には,次の目的地“Birdsville (バーズビル)”に向けて走り出しました。


そして,午後1時過ぎには,“Windorah (ウインドラ)”という町に到着しました。


ここで,町に一軒のいわゆる”コンビニでパンとオレンジジュースを買い店の前の大きな木下のベンチで食事をしました。この時点で,気温は,37℃位になっていましたが,湿度がないせいか,木陰に入ると心地良く休むことができました。
と,何気なく目の前を黒い物が横切ったと思ったら… なんと1メートル以上あるオオトカゲ!
(゜o゜) ビックリしてしまいました。まさに,テレビなんかで見る,何とかイグアナみたいなかんじでした。が,町の人にとつては特別珍しいことではないようです。オーストラリア恐るべし!(^^;

で,遅い昼食を済ませ,またスタコラサッサと“Birdsville”に向けて,ひたすら飛ばし。 

陽炎で揺らいでいる地平線に向かってただ飛ばし!(^o^)/

で,途中でこんな風に写真を撮って…   また走り!


こんな景色も有ってぇ~ッ (^^;

こんな看板もあってぇ~ッ

途中,ロードトレインとすれ違う時の砂埃を避けるために避難してぇ~ッ

こんな写真も撮ったりしてぇ~ッ

で,そんな単調な道を218km走って,“Betoota”という村に着いたのが午後6時半。
ここで今日は終わりにすれば良かったのですが…(^^; ,村は数件の家だけで何にも無い。周りはまだ明るいし,“Birdsville”まで,あと160km弱。130km/hで走れば1時間チョッと。“こりゃ,もう少し頑張って走っちゃおうかな”って欲を出したのがマチガイの始まり(^^; この後,また大変な苦労をすることになってしまいました!  という事で,今日はここまで!(^o^)/