で,いよいよオフロードに入り,路面も堅く引き締まっていたので,80Km/h越えで調子よく飛ばしていたらぁーッ やってしまいました。初の転倒です。(^^; スピードも出ていたので,昔の“柔道一直線”で“一条直也”に“二段投げ”で投げられた人が,見事に宙を飛んで行く様,正にあんな感じで,5メートルほど,前にとび,赤土の上に打ち付けられました。(^^; 飛んでる間はスローモーションのように長く感じられて,“あららッこのまま死んじゃうのかなぁぁーッ”なんて,頭を過ぎりました。(^^; 受身もへったくれもなく,地面に落ちると,背中を打って息が出来なくなり,“あッやっぱりこのまま逝っちゃうなぁ”と思いました。気こそ失いませんでしたが,しばらくボーッとしていましたが,ハッと,“ガソリンがこぼれて無くなったら走れなくなる”と我に返って,やっとこさ,荷物を降ろして,バイクを起こしました。“何とか生きている”と思いながらも,そこら中が痛むので,“どこかの骨の一本や二本は折れたなぁ”と思いましたが,幸いどこも折れていませんでした。(^^; 結局道が赤土だったのと,プロテクター付きのウエアを着ていた事,さらに背中に“キャメルバック”という,柔らかい水筒に水を入れて背負っていたのが幸いしたのだと思います。ちなみに,この事は妻や家族に日本に帰ってからも,しばらくは話しませんでした。(^^; また,オーストラリアでアウトバックと言う地域に入ると,車がめったに通らず,一日に一,二台。下手をすると数日間車が通らない道がほとんどです。ですから,アウトバックでのトラブルは,命に拘わります。ブンタも常に,2日分の水と食料。そして,最低限の薬や包帯などをを持って走っていました。(゜゜)
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。